AMFステッチ
ハンドステッチミシンで刺したステッチのことを指します。地布とは違う色が使われるケースも多く、地布より太い糸によるステッチで、表に見えるハンドメイド風のステッチが高級感をあたえます。AMFはこのミシンを開発したアメリカン・マシン・ファウンドリー社の通称ですが、同種のミシンで刺したハンドメイド風のステッチのことをAMFステッチと総称することが多いです。
ハンドステッチミシンで刺したステッチのことを指します。地布とは違う色が使われるケースも多く、地布より太い糸によるステッチで、表に見えるハンドメイド風のステッチが高級感をあたえます。AMFはこのミシンを開発したアメリカン・マシン・ファウンドリー社の通称ですが、同種のミシンで刺したハンドメイド風のステッチのことをAMFステッチと総称することが多いです。
【A line】アルファベットのAの字のように上が小さく、下に向かって広がるシルエットのことです。テントライン、トライアングルライン、ピラミッドライン、トラペーズラインといった別名をもちます。1955年の春夏のコレクションで、クリスチャン・ディオールが発表したルーズシルエットが一般化して定着したものです。前年の1954年にはAラインにさきがけHラインと呼ばれるルーズラインのシルエットを発表して注目されていました。いずれもウエストラインの開放がテーマでした。
CPOとは、ChiefPettyOfficer(アメリカ海軍下士官のチーフ)のことです。ルーツは米海軍下士官らが着用したネービーブルーのウール製シャツで、これをアウター化したものがCPOジャケットです。大きめの格子柄で、フラップ付きの両胸ポケットや肩章付き、シャツ襟などが特徴です。1960〜70年代のアウトドアやカレッジスタイルの代表的なアイテムです。
【DC Brand】1980年代に日本でブームとなった衣服のデザイナーズブランドとキャラクターズブランドの総称です。デザイナーズブランドは有名デザイナーによる、そのデザイナー自身の個性や主張を強く打ち出したブランドを指し、キャラクターブランドは企業の経営戦略として、企業がイメージづくりから商品製作まで主導的立場を取り、特定のイメージ(=キャラクター)を消費者に打ち出したブランドのことを指します。
ジーンズの構造、テイスト、縫製を、ジャケットにそっくり、そのまま活かした腰丈ジャンパーのことをいいます。ダブルステッチ中心のステッチワーク、リベット・ボタン使い、パッチ&フラップ・ポケットといった、ジーンズ独自の特長を、すべて取り入れています。最近ではデニム地もブルーにこだわらず、カラーデニムを使ったり、ビーズやスパンコールを飾り付けたり多彩なデザインが登場しています。
【Good design mark】グッド・デザイン・マークの略称です。デザイン性に優れ、合理的な生産が可能であり、また価格的にも適性であると認められた商品に対して通産省から配布されるマークです。生産業者の商品開発推奨と一般消費者のデザインに対する意識を高めるために、’57年より実施されています。
【H line】1954年に、クリスチャン・ディオールが発表した代表的なシルエットです。アルファベットのHの字に似たシルエットで、肩幅が狭く、全体にほっそりとしたストレートなラインです。H字の横線はベルトや切り替えによって表現されます。バストもヒップもフラットで、ウエストもルーズなのが特徴です。世界的に大流行し60年代の基本的なラインとなりました。
【Japan Fashion Color Association】社団法人日本流行色協会の略称です。流行色の研究や、傾向の発表を行っている色彩研究団体です。メンズウエアから化粧品に至るまで、広く色彩についての研究、流行色の発表などを行っています。色彩商品を扱うメーカー・デパートなど、1000社以上の会員をもつ社団法人です。
日本縫製機械工業会が主催する国際アパレルマシンショーのことです。ドイツのIMBや米国のボビンショーに並ぶ三大国際縫製機器見本市の一つにあげられます。3年に一度開かれ、工業ミシンからCAD・CAM(コンピューターによる設計・生産システム)、SCM(サプライチェーンマネジメント)支援システムまで最新技術が出展されています。
【エム・エー・ワン・ジャケット】米国空軍が1940年代末に開発したジェット・パイロット用のフライト・ジャケットです。高空域でも冷気を遮断できるような特殊なナイロン地を使い、狭いコックピットでも動きやすいような機能的なデザインです。衿と袖はリブ編、ジッパー留めで、左右にフラップ・ポケット、左袖にシガレット&ペン用のポケットが付きます。リバーシブル仕立てで、表地がセージ・グリーンか黒、裏地が不時着時のレスキュー・カラーのインディアン・オレンジになっています。
マーチャンダイザーの略です。商品企画を専門に行う人で、企業によっては、コーディネーター、プランナーなどとも呼びます。マーケティングによってトレンドや消費者のニーズを分析し、データを読み取って商品戦略を立てていきます。パートやアパレルメーカーなどに所属し商品開発、販売ルート計画、予算管理をはじめ、広く商品計画を手がけます。
【エヌ・ツー・ビ−・ジャケット】1960年代に採用された米国空軍の特に寒冷地用のフライト・ジャケットの一種です。フード付きで、フードの縁や衿にあたる部分の白い毛足の長いボアが特徴です。フロント・ファスナーを上まで引き上げると、フードが目だけを残して顔をすっぽりと包み寒さを防ぐようになっています。また、フードのファスナーを両側に開くと、個々のホックでフードを背中にまとめることができます。MA-1ジャケット同様に色はセージ・グリーンで袖口とウエスト部分がリブ編になっています。素材は丈夫なナイロンで、防寒のためにフロントはファスナーとボタンの二重構造です。
【エヌ・スリ−・ビ−・ジャケット】米軍空軍の寒冷地用フライト・ジャケットのひとつです。N-2Bジャケットの丈を長くしたような感じで、ハンドウォーマー・ポケットがやや高い位置に付き、フードは開かず、袖口は内側にリブ編の付いた袖との二重構造になっています。防寒のための機能が多く装備されているので、極寒地勤務の海軍将兵や探検家にも着られることがあります。
ポリトリメチレンテレフタレート繊維の略称です。PPTは新しい合成繊維のポリマー(原料)として、1998年に英蘭シェル・ケミカルが開発しました。ポリエステルとナイロンの中間に位置する繊維で、柔らかさと伸長回復性を兼ね備えた繊維として知られます。旭化成工業が「ソロ」の商標で世界に先駆けて実用化しました。
ビニロンの主原料、PVA(ポリビニルアルコール)を用いた繊維のことです。高強力、水溶性、フィブリル(細分化)が特徴です。この水溶性を活かして、ウールなどの他繊維を紡績などで複合させテキスタイル化した後、染色など後工程でPVAを溶かすことで軽くて風合いの優れたテキスタイルが仕上げることができます。日本だけでなく欧州でも評価が高まっている繊維です。
【T-shirt】広げるとTの字型になる丸首、半袖のかぶり式シャツのことです。もとはメリヤス肌着のことだけを言っていました。1960年代後半からのジーンズの流行と共にアウターウエア化し、ファッション・アイテムとなりました。性別、年齢差、季節感を問わずに広く着用され、素材、色柄、スタイル共に多様なデザイン変化に富んでいます。
【Tback】後ろから見るとT字形をしたお尻を覆わない下着や水着を言います。もともとはボディコンシャスの流れで下着の線が見えないようにという理由で着用されたものですが、最近ではセクシー・ルックのアイテムとなっています。「Tバック」という表現は日本独自のもので、後ろから見た形がアルファベットのTの字に見えることが由来と言われます。外国語ではG-string(英)、thong(英)、tanga(英、西)など様々で、これを受けて日本語でもタンガがより正しいとされることもあります。
【U-tip】tipとは、靴の爪先、先端部分の飾りのことをいう靴のデザインの一種でつま先の部分に縫い目などでU字形の飾りを付けたものやU字形に切り替えたものを言います。後者は「モカシン・トウ」とも呼ばれ、これはモカシンという靴のデザインからきています。1936年に登場、別名ノーウィージャン・オックスフォード、米国ではオーバーレイ・プラッグ・シューズとも呼ばれています。元々はゴル
フの際に履かれていたものです。
着用後も洗濯後もしわにならず、防縮性に優れるという形態安定加工の一種です。生地を縫製して製品にした後に、ホルマリンを主体としたガスを吹き付けて繊維の分子どうしを結びつけます。そのほか形態安定加工には、生地に樹脂加工を施すプレキュア法、液体アンモニア処理した生地に樹脂加工剤を施し、縫製した後に加熱処理するポストキュア法があります。
【V nack】V字形にカットされたネックラインの総称で、Vシェイプド・ネックラインともいわれます。開きの幅と深さは多様な形があり、最もオーソドックスな「レギュラーV」から、極端にVカットの小さい「ハイ・Vネック」、その逆の「ロウ・Vネック」など、様々なバリエーションがあります。「スクエアード・Vネック」はいわば角(ポイント)のないVネック、ないしはV字型のスクエア・ネックで、「ディープ・Vネック」は「ロウ・Vネック」にほぼ同義で、Vネックよりもさらに深い(低い)Vネックのことです。
【WR shirt】WRはリンクル・レジスタント(Wrinkle Resistant)の略。形態安定加工のシャツ(いわゆるノー・アイロン・シャツ)のアメリカでのよび方です。防しわ性、防縮性、洗濯性にすぐれ、半永久的に形を保つという特性があります。WF(リンクル・フリー/Wrikle Free)シャツ、NW(ノー・リンクル/No Wrikle)シャツともよばれています。
XXSはサイズ表示の1つでエクストラ・スモール(きわめて小さなサイズ)のことです。そこから若者たちの間で流行している、わざわざ小さなサイズの服を着るカジュアル・ファッションの傾向のことを指します。男が女物のサイズを着たり、或いは子供のTシャツを着たりなどがこのファッションの特徴で、日本独特の’70年代の極端な表現法ともいわれています。
【ワイたい】紳士既製服の体型表示の一種です。表示法には、Y体、YA体、A体、AB体、B体、BE体、E体の7つがあり、スーツでは胸囲3cm、胴囲2cm、身長5cmのピッチで区分されます。それぞれは16〜0cmまでのドロップ・サイズ(胸囲と胴囲の差の寸法)により体型が割り出され、やせ型、普通型、肥満型など、それぞれにあったスーツを選ぶことができるようになっています。Y体はドロップ・サイズが16cmで、おなかの出ていない細身の体型で、やせ型ともいいます。
【Argyle】アーガイルとはスコットランド西部の地名で、一般に「ダイヤ柄」とよばれる菱形の格子柄をいい、アーガイル・チェックともいわれます。ジャガード編機によって編まれ、セーターやソックスなどに用いられることが多いです。英国の伝統的なセーターにこの柄を特徴的に取り入れたアーガイル・セーター(Argyle sweater)があります。アイビー・ルックの重要なアイテムとしても用いられます。
【earth color】地球のような色、大地のような色という意味です。狭義では大地(=アース)を思わせるベージュやカーキなどを含む茶色系色というのが本来の意味ですが、広い意味では地球(=アース)をイメージさせる土や木、海、空のような自然の色のことを総称しています。別名アーシー・カラーともいいます。ナチュラル・カラーも同じ意味です。
【earth shoes】「大地(アース)を踏みしめて歩く靴」といったコンセプトで、人間工学に基づいた、健康に良い靴として、1970年代から履かれ出しました。スウェーデンのアン・カルソー女史の創案といわれ、靴の後ろがやや低くなっているゴム製のフラット・ソールが特徴です。1970年代に日本を含めて世界的ブームを巻き起こした後、一度は市場から消えてしまっていましたが、近年、今風なスタイルやデザインで復活しています。
【art director】デザイナー、カメラマン、レイアウトマン、コピーライターなどを総合的に指揮し、目的に適した作品づくりを指揮する人のことです。アート・ディレクターの機能は広告に適確性、アイディア、イメージ、統一性、変化などをあたえることにありバラバラになりがちな活動を調整し、複雑に職能が分化しているこの部門をまとめる役割をもっています。
【army sweater】アーミーとは陸軍のことで、軍隊で使われている機能性と実用性を第一に考えてつくられた丈夫なプルオーバー型のセーターのことを言います。一般的なファッションとしても人気があり、小型のショール・カラーと、肩や肘に補強用パッチを付けたカーキ色のUSアーミー・セーターが特に知られていますが、フレンチ・タイプやイタリアン・タイプも人気があります。別名ソルジャー・セーターともいいます。
【army look】アーミーとは「軍隊、陸軍」のことで、軍服をモチーフにしたファッションのことをいいます。ミリタリー・ルックとほぼ同じ意味ですがが、ミリタリー・ルックが“正装”を意味するものであるのに対して、アーミ・ルックは平服や戦闘服をいい、特に陸軍のものを指すことが多いです。カモフラージュ・プリント(迷彩柄)を用いたものなどが代表的です。
【amish style】アーミッシュとはアメリカ東部に住むメノト派教徒のことで、厳しい戒律に従い、未だに18世紀そのままの生活を営んでいる人々です。彼らの服装に見られる全身を黒っぽい簡素な宗教服でかためたスタイルのことをいいます。男性は冬場はつば広のフェルト帽をかぶり、首のつまったブラウスにエプロン・スタイルが特徴です。
【armlet】腕(=アーム)にはめる装飾用の輪っかのことです。昔、動物の骨や牙、貝殻などに穴をあけたものをつなげていたものがブレスレットの始まりといわれます。木や骨とCの字型にくりぬいたりカットしたものを手首につけたものがバングル・アームレットの始まりとされています。手首に装着するものをブレスレット・バングル、腕の上部につけるものをアームレットといいます。
【Early American look】アーリー・アメリカンは「初期のアメリカ」という意味で、特に19世紀前半のアメリカ開拓時代のファッションを指します。男性は、ウエスタン・ルックのカウボーイ・ジャケットや、ファーマーズ・シャツにオーバーオール、女性は、英国のビクトリアン調の流れを汲んだ、フリルの付いたエプロン・ドレス、小花プリントのドレスやペザント・スカートにショールなどが特徴です。
【Art Deco】art decoratif(装飾美術)の略です。(1920〜30年代にパリを中心に美術や建築、工芸など幅広い分野に広がった装飾様式です。アール・ヌーボーが曲線を主とするのに対して、アール・デコは直線的で幾何学的な模様を特徴としています。ファッションではポール・ポワレ、シャネルなど「20年代調」によく見られます。簡潔で合理的な図柄は、装飾的なアール・ヌーボーと対照的とされます。
【Art Nouveau】新しい芸術」の意味です。19世紀末のヨーロッパを中心に、建築、工芸、絵画などに広がった装飾様式です。モチーフには植物の花、葉、茎、女体などが用いられ、流れるような曲線や曲面で装飾的・図案的に表現されているのが特徴です。当時の代表的な芸術家には壁紙やテキスタイルではイギリスの工芸家ウィリアム・モリスや画家ではアンフォンス・ミュシャがいます。
【eyewear】アイウエアは、眼鏡類すべてを指します。近眼老眼の補正のための眼鏡はもちろん、サングラス、伊達眼鏡も含みます。実用性のみでなく最近では特にファッションの一部として注目されています。近頃の眼鏡専門店には、ファッションコーディネートの一つとして、個人個人に合った眼鏡を提案するアドバイザーが常駐していることもあります。
【Eisenhower jacket】第2次世界大戦時の米国陸軍の制服で、ウエスト丈の比較的短いバトル・ジャケットのことです。連合軍総司令官だったアイゼンハワー元帥(1890〜1969)にちなんで呼ばれています。カーキ色のウール地で胸に大きなパッチ・ポケットが付いており、肩にエポーレットが付いているものと付いていないものの2タイプがあります。その後、このスタイルが一般のファションにも影響をあたえ、街着やスポーツウエアとして広く用いられるようになりました。
【IVY cap】アイビー・ルックでよく用いられるハンティング・キャップ型の帽子のことです。山部が一枚天井(1枚の布でできている)で、レジメンタル・ストライプを配した生地でつくられ、後部にバック・ストラップとよばれる尾錠が付けられるのが特徴です。素材は主に薄手のウール地かコットン地が使われます。アイビーハンチングとも呼ばれます。
【IVY shirt】アイビー・ルックによく用いられるシャツの意味で、ボタンダウン・シャツと同義です。ボタンダウン・カラーを最大の特徴とし、白か色無地のオックスフォード地でつくられるほか、カジュアル向きにはギンガム・チェックやマドラス・チェック使いのものが多く見られます。ドレス・シャツとカジュアル・シャツ双方のタイプがあります。
【IVY look】アメリカ東部八大学(アイビーリーグ校)の学生たちが好んで着たスタイルから生まれた服装のことです。名門といわれるこれらの大学の学生たちは、独特のスタイルを好みんで後輩たちに受け継いできました。筒状のストンとしたシルエットに3つボタン、肩パットは入れずに衿や前裾にミシンステッチが掛けられたアイビージャケット、スリムで後ろに尾錠がつくズボン、細めのアイビータイ、アイビーストライプかマドラスチェック、またはオフホワイトのボタンダウンのコットンシャツが特徴です。こだわりはありつつもむしろ地味で保守的なスタイルのなかでのお洒落と言えます。アイビーは校舎に生い茂っていた蔦(=ivy)に由来すると言われています。
【eyelet】鳩目(はとめ)や鳩目穴ともいわれる小穴、紐穴のことです。ベルトや靴、衣服に紐を通すために、鳩目鑿(のみ)を用いてあける小穴のことです。鳩目鑿のことを略して鳩目ともいいます。またアイレットレースとは、目打ちで穴を開けるか、切って模様を作り、縁をかがったり、巻き縫いなどをしたりする技法を取り入れたレースのことです。こういったテクニックをアイレット・ワークといいます。また靴の鳩目穴に通しやすいように紐の先に付けられた小さな金属製の鞘のことをアグレット(先金具、aglet)といいます。フランス語のエギーユ(aiguille=針)が語源です。
【outer】アウターとは、インナーに対する用語でアウターウエアの略です。「アウター」は、「外の」、「外部の」、という意味で本来はジャケット、コート、スーツ、カーディガン、ブルゾンなど、他の衣服の上に重ねて着る衣類のことをさします。もっとも外側のこれらの衣類は、防寒、防雨、礼儀用など役割や機能も多彩です。しかし最近は下着以外の外から見える服を全てアウターと呼ぶ傾向にあります。⇔インナー
【outsole】靴底のなかで、もっとも外側の地面に着く部分のことを指し、面の凸凹から靴や足裏を守ります。「本底(ほんぞこ)」「表底(おもてぞこ)」とも呼ばれます。革底のほかにゴム底(ラバー・ソール)、ウレタン・ソール、木やジュートの底などがあります。アウトドアシューズやスポーツシューズではグリップ性能と対摩耗性を高めるべく様々な研究がなされています。
【outlet】もともとは「ファクトリー・アウトレット」のことで、工場直売店のことを指します。自社の在庫品、きず物、サンプル品などを通の店とは離れた別店舗で販売する業態のことをいいます。商品構成上の問題からアウトレット専用に商品を作ったり、海外買い付けしているメーカーもあります。アウトレットと称して、メーカーや卸売りの在庫品を集めたり並行輸入品を販売する「オフプライスストア」や自社の在庫品と他社からの仕入れ品を混合しているようなケースもあります。
【outlet mall】アウトレットモールとは、工場直販や放出品を扱うショップが集まっているショッピングセンターのことです。アウトレットモールは、1980年代にアメリカで生まれた小売業の新しいスタイルで、本来はシーズン遅れや廃番、多少キズがあるといった高級ブランドの商品を、2〜9割引の大特価で提供する在庫処分の専門店が集まるところという意味でした。日本では1993年、埼玉県入間市に1号店が登場して以後、郊外を中心に20以上のアウトレットモールが誕生しました。メーカーが自社生産品や自社企画品を販売する「ファクトリーアウトレット」と小売店がメーカーから仕入れた在庫品を扱う「リテールアウトレット」に大別できます。
【aosai】ベトナム女性の民族衣装です。「アオ」は着物、「ザイ」は長いという意味で長い上着のことを指し、これにパンタロンタイプの下着「クワン」を組み合わせるのが正式な装いで「クワン・アオ」と呼ばれます。日常にも正装にも広く用いられます。「アオザイ」はスタンドカラーに足首まである長衣で、両脇の深いスリット、上半身のぴったりしたシルエットが特長です。「クワン」はおもに白で素材は絹を用い、幅や長さは日常着用にも使うため、ゆったり感を優先する場合が多い様です。
大学生〜OLを対象にしたファッション雑誌のことを指します。「CanCam」「JJ」「ViVi」など、エレガンス系ファッションをあつかう雑誌のタイトル文字がみんな赤で印刷されていることから呼ばれるようになりました。男性の視線を意識した“モテ服”がひとつの共通するキーワードです。今もっとも売れているファッションテーマのひとつです
縦方向に細い筋が現れる平織物で、ピケの一種です。目付けが比較的少ない薄地が中心です。昔からあるものですが、表面変化や透け感などが重視されるにしたがって、近年、婦人物で多用されています。素材は綿を中心に、綿・ポリエステル混、レーヨン使いなどで、用途はブラウス、ドレス用のプリント下地から、薄手のパンツやジャケットなどです。通常、織物を作る場合、縦糸を整経(一本ずつ並べる)して織機にかけますが、この時、くし状になった筬羽(おさはね)という部分に縦糸を一本ずつ通していきます。空羽は、筬羽に縦糸を通さない部分を二〜三ミリごとに作ります。縦糸がない部分は、細い筋となって織物に残ることになります。空いている筬羽を作ることから空羽と呼ばれます。
【action sports】ボディーボード、スノーボード、インラインスケート、BMX、スケートボードなど若者たちに人気のある新しいスポーツ群のことを指します。愛好者人口は近年急増しており、これらのウエアが街着として浸透していることから新しい分野として注目されています。最近では「interstyle」などのアクションスポーツ系のファッションを中心とした展示会も開かれています。
【accessory】アクセサリー本来の意味は「付属物、補助物」ということで、ここからファッションを完成させるための付属品を指すようになりました。その範囲はバッグ、靴などにも及びます、一般的には実用性よりも装飾性を目的としたネックレスやイヤリング、ブローチなどの「装身具」を指していうことが多いです。英語ではこれをオーナメントともよんでいます。
【active street look】アクティブ・スポーツウェアとは実際にスポーツをするときに着用するスポーツウェアのことです。スポーツウェアのデザインだが、町で着用することを前提にしたものはタウン・スポーツウェアとよばれます。アクティブ・ストリート・ルックとは、スポーツ・ジムからそのまま飛び出してきたような街着スタイルのことをいいます。ランニング・シャツにトランクス、ウォームアップ・スーツにスニーカーなどが代表的なアイテムで、アクティブ・スポーツウエアのストリート・ファッション化の典型的な例とされます。
【accordion pocket】アコーディオンの蛇腹のようなたたみ襞(ひだ)をあしらったポケットのことです。ものがたくさん入るため、機能的なパンツなどに多く用いられます。似たものに両脇と底に襞をとったベローズ・ポケットがありますが、これはものを入れたときのふくらみ具合がベローズ(古い型の写真機などに見られる蛇腹)に似ていることからのネーミングです。これらのポケットをプリーテッド・ポケット(襞ポケット)と総称することがあります。
【accordion pleats】アコーディオンプリーツとは、アコーディオンの蛇腹のように折り畳まれたプリーツのことでウールからシルクまで、様々な素材に施されます。幅が狭くて立体的なプリーツで、スカートに使われることが多く、体の動きに合わせてゆれるひだは、華やかで上品な雰囲気を与えます。また最近では、恒久的なプリーツ加工の擬住が発達し、アイロンがけの心配をせず、着ることができるようになりました。それにともないアコーディオンプリーツを使った既製服も増えています。
【acid fashion】アシッドとはLSDなどの幻覚剤の服用から得られる超感覚体験のことを言います。1960年代のドラッグ・カルチャーを代表する言葉で、そこからイメージされる'60年代調のファッションのことを呼びます。このような'60年代のリバイバル傾向を代表するものとして、ニュー・ヒッピーの流行があります。サイケデリック・ファッションとも呼ばれます。
【asymmetry】アシンメトリーとは左右非対称、不均衡の意味です。アンバランスさ、変化が特長で、しゃれた印象を表現したいときのテクニックとして用いられます。近年の流行のなかではスカートの裾のアシンメトリーがあります。裾以外にも袖や身ごろの切り替えしなどに多用されるようになり、素材感の変化も合わせてデザインされた、スタイリッシュなものや、手作業を思い起こすような不均衡なデザインも受けています。⇔シンメトリー
【ascot shirt】アスコット・タイを最初からつくり付けにしたシャツで、アメリカン・トラディショナルの代表的なアイテムのひとつとされています。女性のボー・タイ・ブラウス(最初から蝶結び用のリボンが組み合わせられたブラウス)と同じようなもので、本来はスポーツ・シャツに属しますが、ファンシーなドレス・シャツとしての趣もあります。
【ascot tie】礼装用のネックウエアとして、モーニングコートなどに用いられる幅広のネクタイのことです。本来は結んでタイ・ピンで留めますが、一重結びにしてスカーフのように用いるのもこう呼ぶことがあります。英国、アスコット・ヒースの王室所有競馬場の名に由来し、貴族たちがモーニング・コートにこのタイを用いた正装で出席したことから一般に流行するようになりました。19世紀の中頃に登場したと言われます。単にアスコット、または、アスコット・クラバット、日本では「蝉(せみ)型タイ」とも呼びます。
【astrakhan】ロシアのカスピ海に臨むアストラカン地方のカラクル種のヒツジの生後半月ぐらいの毛皮のことです。毛足の短い巻き毛が美しい波紋模様を描くのが特徴の高級ファーです。カラクルラム、ペルシャラムとも言います。またはこの毛皮に似せて作られた織物のことを指します。面を輪奈(ワナ)又は毛房で玉状にしたパイル織物です。ニットにも同様の名称があります。
【acetate】酢酸繊維素(さくさんせんいそ)とセルロース繊維素からなる半合成繊維です。リンター・パルプ、または木材パルプを主原料にし、これに酢酸を化学的に結合してつくられます。セルロースに結合した酢酸の割合を酢化度と言いますが、酢化度45%以上のものをアセテート、59.5%以上をトリアセテートと規定しています。トリアセテートに対してアセテートのことを正式にはジアセテート、またはダイアセテート(di-acetate)と言います。アセテートの特徴は絹のような優雅な光沢と感触をもっていることであすが、強度が弱いことが欠点です。
【attache case】硬い箱型の手提げ鞄をいいます。ビジネスシーンで用いられます。非常に薄く、入れられるのはハードカバー本一冊分程度の厚みの物までです。かつて大使館員、特に大使館付駐在武官・書記官(アタッシェ(attach?))が使用していたことからこの名があります。アッタッシュ・ケースともよばれますが“アタッシュ”は誤読です。エグゼクティブ・ケースとよばれることもあります。
生地を織り上げ、あるいは編み上げた後に、機能を付加したり、風合いを表現する加工のことで、素材を差別化する決め手として注目されています。光沢やドレープ性などの風合いを表現したり、パーマネントプレス、防水、防汚、はっ水、吸湿、難燃、帯電や、防カビ、抗菌、防臭、消臭などのさまざまな機能を加える後加工があります。
一度白生地を織り上げてから、その布を後から色や柄を染めることを言います。また後から染めた布地そのもののことを指します。着物の場合は先染よりも後染のほうが盛装用に使われるために格が高いとされます。洋服の場合ほとんどがプリント物だといってよいかもしれません。機械処理の生地のほか、手描きや手染めも後染めに分類されます。木綿、絹、麻、化繊などから近年ではウールへのプリントも可能になりました。
【advertising】「広告」活動全般を指す用語です。米国マーケティング協会によると「アイディア、商品またはサービスを応対によらないで呈示したり、販売促進したりするために、明白にされたスポンサーによって行なわれる有償な宣伝手段」と定義されています。パブリシティ(無料広告)やプロパガンダ(洗脳)とよばれる類似の活動とは異なり、常に広告主が明示されており、新聞、テレビ、放送、雑誌などのマス・メディア、看板広告、カタログ、ダイレクト・メール、チラシなどを通じて行なわれます。略してアドともいいます。
【AgnesB.】[942〜.フランス;パリ]ヴェルサイユ美術学校卒業後、『エル』誌の編集に携わりました。その後、スタイリストとして「ドロテビス」「ピエール・ダルピー」などを経て、1976年レ・アールに「アニエス・ベー」ブティックをオープンしました。現在ではメンズ、キッズ・ラインも展開し、都会的な美しさをもったシンプルなカジュアル・スタイルで高い人気を得ています。
動物の毛皮の模様、柄行をプリントしたものを指します。特に豹柄のことを限定して呼ぶこともありますが、他にもトラ、シマウマ、ポニーなどの模様がさまざまなタイプの布面にプリントして広くファッションに取り入れられていいます。1960年代後半頃からとくに流行し、ゴージャス感を魅力にしたアイテムを生み出してきましたが、最近では動物そのものを図案化してプリントしたカジュアルな柄行も登場しイメージが両極化する傾向にあります。
【apparel】「衣服、衣類、服装」のことで紳士、婦人、子供の衣服の総称です。広義ではアクセサリーや靴などの服飾品も含まれます。同義語として「クロージング(clothing)」や「ガーメント(garment)」があります。また転じて服飾メーカーなど製造業者などのことを指す場合もあります。日本では、岐阜市(岐阜県)などが、アパレルの産地として知られています。
【avant-garde[仏]】「前衛芸術」「前衛的な」という意味です。奇抜で大胆なデザインや着こなしのことを指します。もともとは第1次世界大戦後、フランスで起こったダダイズムやシュールレアリスムなど芸術革命運動に見られた「発想の自由」を根底とする、特有の表現様式のことでしたが、ファッションでは意表をついた奇抜な格好や、遊びの多い大胆なデザインを指していうことが多いです。
【avant-gardetraditional】前衛的な雰囲気を加えたトラディショナルの意味です。形はベーシックで正統派ながら、色・柄や素材を使い、シルエットなどにアバンギャルドな要素を取り入れて、今日的な感覚に仕立てたものを言います。ロンドンの若手デザイナー、ポール・スミスの作品などが代表的です。
【afternoon dress】アフタヌーンドレスとは、正礼装に用いられるドレスのことで、昼用のパーティーなどで女性が着装します。ワンピースが正式ですが、最近ではアンサンブルやスーツ、ツーピースでもよいとされています。フォーマルウェアーの場合、無地、紋織りなどの無地感覚のものが正式で、これを引き立てるのに、ドレスと合う帽子などの小道具を着用するとお洒落度が増します。夜は帽子はかぶらず、合わせるアクセサリーは、光をおさえた真珠などの上品なものが適しています。
【African look】アフリカの民族服にインスピレーションを得たスタイルで、アフリカの原住民の衣装をはじめ、エジプト、モロッコ、チュニジア、スーダン、アルジェリアの回教徒たちの着る衣装などがその発想原とされます。アフリカのバティック、草木染め、布を身体に巻き付けたスタイルや、ゆったりとしたカフタンなどが代表的です。
【Afro-hair】アフロは「アフリカの、アフリカ人の」という意味で、もともとは黒人特有の縮れた毛髪を梳(す)いて立たせ、大きく丸い形に整えたヘアスタイルをいいます。1960年代半ばからリズム&ブルース系のミュージシャンたちに取り入られるようになり、ヒッピー風俗と相まって、若者たちにの間に流行しました。
【linen】麻には茎と葉からとるものがあります。茎の靭皮部分からとる靭皮繊維(じんぴせんい)は、黄麻(おうま)、亜麻(あま)、大麻(たいま)、苧麻(ちょま)などがあります。葉からとる葉脈繊維は、サイザル麻、マニラ麻などがあります。靭皮繊維は比較的柔らかく、衣料の原料として使われ、葉脈繊維は繊度の硬いものが多く、産業用織物、インテリア・クロスなどに使われます。麻の特徴は吸水性が速いこと、丈夫なこと、光沢があること、熱の良導体であることなどで、夏の衣料用原料として適しています。
【amazonite】和名は天河石(てんがせき)といい長石(フェルドスパー)の一種です。マイクロクリン(微斜長石)という石の一つで、半透明で空色もしくは青緑色の美しい色をしており、表面には筋状の模様を観察することができます。ヒスイやトルコ石にも似ています。出産地はブラジル、アメリカのコロラド州などです。
【American Casual】アメカジとは、アメリカン・カジュアル(AmericanCasual)を短縮して呼ぶ日本語の造語です。アメリカ的な明るく開放的なカジュアル・ルックのことでアイビールック、サーファースタイル、ウエストコーストスタイルなどアメリカの大学生を手本にしたスタイルです。活動的で清潔感があり、学生らしさを感じさせるスタイルです。カレッジ、スポーツ、ワーク、ミリタリー、サーフ、ウエスタン、バイカーなど多数の系統がありますが、本来非常にベーシックでシンプルです。スタンダードで着まわしのきくアイテムが多いのも人気のひつつです。ベーシックなブレザー、スタジアムジャンパー、ネルシャツ、チノパン、ロゴやナンバー入りのスエットなどが主なアイテムです。
【amethyst】和名は紫水晶(むらさきすいしょう)といい、クオーツ(石英)の一種です。透明で、渋紫色から深紫色をしています。最も価値のある色は、パープリッシュ・レッドからパープル・レッドで、ぞくに、シベリア・アメシストもしくは、ウラルと呼ばれています。半透明から不透明のものはアメシスト・クオーツといい、白色部を含むものもあります。2月の誕生石です。
【American Traditional】 アメリカン・トラディショナルのことを略してアメトラといいます。本来はアメリカ東部で培われた伝統的な服装を総称する用語で、主に、アイビー・ルックや、アイビー・リーグ・モデルのスーツなどを指します。ブリティッシュ・トラディショナル、コンチネンタル・スタイルなどとの対比としてアメリカの伝統的なファッション全般を指すこともあります。
【American sleeve】アメリカン・アームホールの俗称で、首の根もとから袖ぐりの下まで斜めに大きくカットしたノースリーブ型デザインの一種です。一見ホールター・ネックラインのように見えますが、紐などで吊るさず後ろにも前と同じ形の身頃が付いているのが特徴です。肩が大きくあらわれ、アメリカ風の開放的な雰囲気を感じさせることからの名称です。フランス語でアンマンシュール・アメリケーヌともよばれます。
【Alaskan coat】アラスカ産のオットセイの毛皮(シールスキン)でつくられた、防寒用のコートのことです。また、その毛皮に似た起毛のある素材でつくられたものもこう呼びます。毛皮のトリミングの付いたフードが特徴で、一般的にはこうした毛皮のフードの付いたコートを総称する言う場合が多いです。ファー・トリムド・コートの一種です。
【Arabesque】アラベスクとは「アラビアの、アラビア風の、唐草(からくさ)模様の」という意味です。アラビア地方の民族柄で、イスラム教徒に多く用いられます。抽象化(あるいは簡略化)された花や葉、蔓(つる)などの植物模様が、優雅に交差したり、からみ合って、独特の唐草模様やうず巻き模様をつくり上げたものです。花、鳥、人物をまじえた空想的な図柄もあります。
【Aran sweater】縄編みの柄が浮き出すように入ったアイルランド発祥のフィッシャーマンズ・セーターの一種です。アイルランド西方のアラン諸島が発祥の地です。防水や防寒のために未脱羊毛を使ったオイルド・セーターの一種です。もともとは漁で海に漕ぎ出していく夫のために、それぞれの家をあらわす柄を女たちが手織りで編み込んだものです。不慮の災難にあった場合でも、着ているセーターの柄で「どの島の誰」なのかが分かるように各家族独特の模様を編んだといわれています。この独特の編み柄を「アラン模様」とよんでいます。また、このようにアイルランド地方でつくられるセーターを、俗にアイリッシュ・セーターと読んでいます。
【ulster coat】単にアルスターともいいます。アルスター・カラーとよばれる独特の衿型を特徴としたダブル・ブレストで共ベルト付きの丈長のコートのことです。アルスターは北アイルランドの地名で、そこで織られた肉厚の紡毛織物を意味し、その生地を使ったコートがかつては旅行着として愛用されてました。これを簡便にして丈を多少短く、軽快感をもたせたコートをアルスターレット、またはアメリカン・トレンチとも呼びます。
【alpaca】アルパカとは南米ペルー産の山羊の一種で、アルパカまたはラマ(リャマ)の毛を原料とするすべりのよい薄手生地のことを言います。すべりよい薄手であることから高級裏地として多く用いられます。また保温性に優れ繊細なので、高級セーターなどに多く使用されます。特長は柔らかさ、あたたかさ、保湿力、軽さに優れていることで、長い毛はしわになりにくく強くて丈夫です。アルパカ一頭からセーター一枚分の毛糸しかとれないため、世界中で高級品と重宝されています。こげ茶、灰、淡茶、淡黄、白、黒、混色などがあり、自然のままの色を生かして使われることが多いです。
【aloha shirt】ハワイを発祥地とする派手なプリント柄のオープン・カラーの夏用シャツです。ゆったりとしていて、裾を外に出して着るカジュアルな雰囲気が特徴です。アロハはハワイの原住民のことばで「愛、親切、歓迎、別れ」などを意味します。もとは日本の浴衣(ゆかた)地を用いてシャツとしたところから始まったといわれ、別にトロピカル・シャツ、ハワイアン・シャツ、ワイキキ・シャツとも呼ばれます。1960年代以降はポリエステルが主流です。
【Ann Demelemeester】〔1961〜.ベルギー;コートヤック〕1981年アントワープ王立芸術学院卒業。フリーランスとしての活動後、'87年ロンドンでコレクションを発表し、'91年からはパリ・コレクションに参加しています。生活観に根ざした極めて新しい作風が特徴で、'90年代を代表するデザイナーの一人として注目されています。
【ankle strap】アンクルは「くるぶし、足首」の意味で、足首に巻かれるようにデザインされているストラップ(紐やバンド状のもの)のことを言います。そうした靴をアンクル・ストラップ・シューズといい、このストラップには革などの細い紐状のものが多く用いられます。足首で固定できるので、靴全体のフォルムと作りが浅くなり、露出が多くなる分、セクシー要素が大きくなるります。セクシーな印象、フェミニンな雰囲気を足元から演出できるデザインです
【ankle boots】トップラインがくるぶしまでの、あるいはそれよりやや上ぐらいの深さをもつブーツの総称です。チャッカー・ブーツはハトメが2,3個ついたブラッチャー(外羽根)式のアンクルブーツを言います。主にスムースの場合をチャッカーブーツ、起毛の場合をデザートブーツと呼び分けています。他にチェルシー・ブーツもアンクルブーツの一種で、側面にゴムがあるのでゴアブーツとも言いいます。
【anklet】足首用のアクセサリーのことで、足首に飾る輪になったアクセサリーやくるぶしに掛ける靴の留め紐やチェーン、レザーのことを指します。古くは信仰的なものとして古代エジプトの頃から用いられていたといわれていますが、現在の装飾品としてのアンクレットは第一次世界大戦後にアメリカで付けはじめたとされます。別名を「レッグレット」ともいいます。素材はチェーンやイミテーションジュエリー、ビーズなどで、近頃は、コスチュームジュエリーともいえる形でストッキングに織り込まれていたり、最初から付いているものもあります。またくるぶし丈の短いソックスのことを指す場合もあります。
【angora】(1)アンゴラ山羊[angoragoat]のことで、その山羊の毛をモヘアといいます。主としてトルコ、南米、北米に生息しています。(2)アンゴラ兎[angorarabbit]のことで、その毛のアンゴラ・ラビット・ヘアは細い柔らかい下毛(したげ)と、それを保護している太い粗いヘアとがあり、前者は白色、後者は灰色のものがあります。軽く、温かで、一般的には羊毛に混ぜて使われます。用途は高級婦人衣料、帽子などです。一般に”アンゴラ”と呼ばれる毛はアンゴラ兎のものです。アンゴラ兎の産地はフランス、チェコスロバキア、ドイツ、日本、中国などです。
【Unconstructed】「非構築的な、非構成的な」という意味で、テーラード・ジャケットなどに普通つけられている肩パットや芯裏地などをはずし、ソフトでカジュアルに仕立てたジャケットやスーツに使われる言葉です。デコントラクテ(Deontracte)と同じ意味に使われます。靴の場合はアンコン・シューズと呼ばれます。
アンコンストラクテッド・シューズの意味です。かっちりしたテーラード・ジャケットに対して、肩パッドや芯地を使わない非構築的なジャケットをアンコンジャケットと呼ぶことから、しっかりと足をホールドしない靴の総称として呼ばれ始めました。1998年春夏メンズコレクションで注目される靴のスタイルの一つで、かかと(カウンター)部分を踏み付けたように履く革靴やスリッパなどが代表的です。
【ensemble】「共に、いっしょに、統一」といった意味を持つフランス語で、組み合わせて着ることが前提の、共布で作られた衣服を指します。「アンサンブルカーディガン」「アンサンブルニット」など。または、材質や色調の調和が取れている靴とバッグのことで、一般的には、ワンピースとジャケット、ツーピースとコート、ドレスとコートなどを指します。素材がそろったものを着用することで、より改まった印象を作り出し、ゴージャス感を演出することが出来ます。
アンサンブルとは、本来、「一緒に」とか「調和」の意味で、婦人服ではコートとドレス、コートとスーツが共生地でひとそろえになったものを指します。和服でもきものと羽織りが共生地でできたものを指すようになりました。一時期ブームを起こしたこともありましたがしばらく廃れていました。最近になって、正月やクリスマスに着用する目的で機能性(ウオッシャブル)、リーズナブル価格をポイントとして若い消費者に提案して新しい需要を喚起しようとする動きがあります。
【under skirt】スカートの下にはくスカートの総称です。スカートのシルエットを美しく保つためや、透けるのを防ぐために着用するもので、代表的なものに、ウエディング・ドレスのアンダースカートがあります。素材はスカートのシルエットに合ったものを用いますが、一般に、ナイロン、タフタ、オーガンジーなどが多く用いられます。色もスカートに合わせるのが普通ですが、透けるスカートの場合、同じ色の濃淡で色彩効果を出す場合もあります。
【untied】アンタイドとは、結ばれていない、縛られていないという意味で、すなわちネクタイをしていないカジュアルテイストのスタイルのことです。ネクタイがない分、胸元のおしゃれはシャツ選びが中心となります。アンタイドだからこそプレスの効いたシャツをピシッと着る場合もあれば、逆にストライプやチェック、カラードシャツといった遊び心で着こなす場合もあります。⇔タイドアップ
【antique】「古代の、古風な」の意味で、本来は古代ギリシャや古代ローマ時代の古典美術をさしますが、最近のファッション用語では時代がかったアクセサリー、布地、洋服などのことを言います。時代物、あるいは時代を経て古きよき風情が魅力的な布や皮革、レース、アクセサリーなどですが、アンティーク・ドール風の格好を真似たスタイリングまで含めてアンティークと呼ばれ始めています。インテリアのアンティークでは、本物の時代物は高価なので、時代がかった処理をしてアンティーク風のものも人気があります。
【Andes look】南米アンデス山脈のペルー、ボリビアに住むインディオの服装を基にしたファションです。男性はポンチョ、チュユとよばれる三角形の毛糸の帽子、女性は三つ編みヘアにショール、大きくふくらんだギャザー・スカート、山高帽子に似たつば広の帽子などに代表されるスタイルです。カラフルな色彩と動物や幾何学模様の手織物が特徴とされます。
【amber】和名は琥珀(こはく)といい、約2,000万年以上前の古代樹木の樹脂が化石化したものです。透明から半透明で光沢があり、黄色、黄褐色、褐色、黄白色のものが一般的です。稀に緑色、青色、赤色のものも見られます。また、古代の昆虫、植物の種子や葉などが内包されているものはその希少性から高価です。主産地はロシア、ポーランド、ドイツなどのバルト海沿岸、ミャンマー、イタリアのシチリア島などです。
【easy order】あらかじめ決まったパターンに、注文主のサイズやデザインなどの微調整をするもの。店が用意した多数のパターンのなかから、注文主の体型に合わせてサイズを微調整したり、好みの生地を選んだりするもので、既製服とオーダーメードの中間に位置します。手早くスピーディーに仕立がるのが利点ですが、完全にぴったりしたサイズに仕上げることは難しくオーダーメードとは精密さが違います。
【Yves Saint-Laurent】〔1936〜.アルジェリア;オラン〕17歳の時、IWS主催のデザインコンクールでカクテル・ドレスを発表し最優秀賞を受賞し、その才能認められ、翌年〈クリスチャン・ディオール〉メゾンに迎えられました。'57年にディオールが急逝すると、21歳の若さで後継者としてデザイナーに就任し、翌年、メゾン継承後の初コレクションで「トラペーズ・ライン」を発表しました。若々しい魅力で高い評価を得るものの、後に発表された膝丈のホッブル・スカートや「ビート・ルック」と称されたストリート感覚のスタイルが〈ディオール〉のエレガンスにそぐわないものとして不評を浴びました。'60年アルジェリア戦争に徴兵を経て、'62年ピエール・ベルジェをビジネス・パートナーにオート・クチュール・メゾン〈イヴ・サンローラン〉を開設し、初のコレクションを発表しました。その後もその才能は全く衰えを見せず、現代のモード界をリードし続けています。
【ye-ye look】1960年代初期〜中期にパリのサンジェルマン広場中心にあらわれた、「イエイエ族」とよばれるお洒落なティーンエイジャーの少女たちのファッションや風俗をいいます。身体にぴったりとしたセーターや短いスカート、ハイ・ウエストのベルト付きコートなどがその代表です。1990年代に入ってパリ風のしゃれた60'Sルックの表現として再び注目されました。“イエイエ”は、ロックンロールの影響を受けたシャンソンからきたことばとされ、当時のアイドル歌手、シルビー・バルタンは若者たちのファッション的流行のリーダーとも言われました。ちなみに日本で「イエイエ」といえば、レナウン(株)が'67年に発売したニット・コーディネートのコマーシャルとしてよく知られます。この時のキャンペーン・ガールがシルビー・バルタンで、小林亜星の作曲によるコマーシャル・ソングを彼女が歌いました。
【Itarian Casual】イタリア調のカジュアル・ファッションの意味です。略して"イタカジ"。以前は、ヨーロピアン・カジュアルのうち、明るいスポーティなカジュアル・ウェアを指していましたが、最近ではエレガントで軽やかな大人のカジュアル・ファッションをも指すようになり、多様化しています。主にイタリアの特にミラノで活躍するデザイナーのファッションを指します。ジョルジオ・アルマーニに見るシックで洗練された大人のカジュアルや、フィオルッチなどのグラフィカルな柄づかいやカラフルなファッションがその代表です。
【Italian cut shoes】イタリア型の靴の総称です。特につま先が細くシャープな感じで、トウや底が薄く、そり返りのある婦人靴、紳士靴をいうことが多いです。紳士靴では重厚なつくりの「英国型」に対比させて、華奢(きゃしゃ)でエレガントなイメージのものをこう呼ぶこともあります。60年代に流行したイタリアンコンチネンタルスーツに合わせるため にデザインされました。