コーティングやボンディングなどの後加工による素材の変化が広がっていますが、最近になって広く使われるようになったのが「含浸加工」です。正式な定義は確定していませんが、服地業界では「セカンドスキンと言われる手術用手袋のようなヌラッとした触感を作り出すために素材を溶剤に浸して乾燥させる手法」(東京プレテックス実行委員会)としています。加工方法はさまざまですが、ポリウレタン溶液に浸して乾燥させる方法や、溶液をコーティングして乾燥させる方法などが代表例です。感触の鮮度の良さに加え、「裁ちっ放し」などの手法を使ったとき糸のほつれがないのも人気の理由の一つです。