繊維のリサイクルと言えば、ケミカルリサイクル、マテリアルリサイクル、サーマルリサイクルがありますが、サーマルリサイクルは、いわば究極のリサイクルといえます。ケミカルがモノマーに戻し、再度原料として利用する方法であり、マテリアルが素材の物性を変えずに本来の製品以外の用途に使用する方法であるのに対し、サーマルは可燃性廃棄物を焼却し、発生する熱を利用するというものです。この方法にはゴミ発電、RDF(固形燃料)化、油化などがあります。最も進んでいるのはクラレが九八年春に具体化させたダブルリサイクルで、これは廃プラスチックや衣料品をRDF化し、それをボイラーで燃やして熱エネルギーにするものです。最近ではポリエステルや綿からなる布団、カーペットなどの、RDF化の研究も進められています。