【Salvatore Ferragamo】〔1898〜1960.イタリア;ポニート〕15人兄弟のうちの一人であったフェラガモは、幼い頃から靴屋で働き、16歳の時アメリカに渡り、ハリウッドを目指しました。マレーネ・デートリッヒ、グロリア・スワンソン、キャサリン・ヘップバーン、イングリット・バーグマンら、時代をときめく映画スターたちを顧客に、靴職人としての名声を高めていきました。1927年、イタリアに戻り、フィレンツェで大規模な手づくり生産の靴屋を開業しました。彼が生み出した代表的なものに、甲部を透明なナイロン糸でつくった『見えない靴』、ウエッジ・ソール、プラットフォーム・ソールなどがあります。また、足の構造についても研鑽(けんさん)を積み、流行だけにとらわれず、足にフィットした履き心地の良い靴を信条としました。現在、ブランドは妻とその子供たちに受け継がれ、フェラガモの哲学を守った地道な営業で成功しています。350種のデザイン特許をもちます。