【baroque style】16世紀後半〜18世紀初頭のヨーロッパに台頭した美術洋式を取り入れたスタイル、またはそれをイメージするスタイルのことです。装飾を乱用した特異な表現が見られ、16世紀後半は、スペインやオランダ・モードの影響をうけて色調はダークになり、衣裳には宝石が散りばめられ、ラフとよばれる贅沢な白い襞衿(ひだえり)やレースのカフスで飾られました。男性はウエストを絞ったウエストコートに、メロン形にふくらんだ短いズボン(のち膝丈くらいに伸びた)、ピッタリとしたストッキング、大腿部までのロング・ブーツ(のち短靴へ変化)、ダチョウの羽毛を飾った山の高い帽子などが見られました。女性は、ファージンゲールとよばれう、スカートの腰枠(フープ)をつけたスタイルで、ウエストがきつく絞られ、衣裳には宝石、リボン、ブレード、刺繍などで過剰に装飾されました。